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マッチングアプリでマッチしたのに、最初のメッセージを送ったところで返信が止まる。これは「顔が悪い」「会話力がない」と決めつける話ではありません。多くの場合、原因はもっと手前にあります。
最初の1通で必要なのは、面白い文章ではなく「相手が返す理由」です。「よろしくお願いします」だけでは返す材料がなく、長い自己紹介では読む負担が大きい。ちょうどいいのは、相手のプロフィールを1つ拾い、自分の一言を少し添えて、答えやすい質問で終える一通です。
実際、20〜30代でAIに恋愛相談をしたことがある人は53.1%。その相談内容で最も多かったのは「マッチングアプリでのメッセージのやり取り方法」で28.4%でした。最初のメッセージで悩む人は、かなり多いということです。
出典:株式会社エウレカ「マチアプ出戻り界隈・生成AI利用の実態調査」(2025年)
この記事では、最初の一通を「読まれる文章」に直す考え方と、そのまま使える例文をまとめます。30代男性の場合は、若いノリよりも、丁寧さ・具体性・距離感の3つが特に大事です。
女性が最初の1通で見ているのは「返しやすさ」です
女性のアプリ画面には、似たような挨拶が何通も並びます。その中で「この人に返そう」と思われるメッセージは、文章が派手なものではありません。プロフィールを読んだことが伝わり、会話の入口が見えるものです。
たとえば、相手がカフェ巡りについて書いているなら、「カフェ好きなんですね」だけで終わらせると弱いです。読んだことは伝わりますが、相手は次に何を返せばいいか少し迷います。そこに「自分も休日に喫茶店へ行くことが多いです」と一言を足し、「最近よかったお店ありますか?」と聞くと、相手は短く答えられます。
返信されるメッセージは、相手に考え込ませません。読む、意味が分かる、すぐ返せる。この流れがあるだけで、最初の返信率はかなり変わります。
NGになる一通は「短いから」ではなく、会話の材料がないからです
最初のメッセージで一番多い失敗は、短文そのものではありません。短くても、相手のプロフィールに触れていれば返しやすい一通になります。問題は、短い上に相手へ渡す材料が何もないことです。
はじめまして、よろしくお願いします。
丁寧ではありますが、相手が返す内容を作れません。「こちらこそよろしくお願いします」で終わるか、そもそも返信されない可能性が高くなります。
はじめまして。プロフィールのカフェ巡りの写真、雰囲気が素敵だなと思いました。僕も休日に喫茶店へ行くことが多いのですが、最近行ってよかったお店ってありますか?
相手のプロフィール、自分の一言、答えやすい質問が入っています。これなら相手は「あります」「最近ここに行きました」と短く返せます。
もう一つ避けたいのが、いきなり外見を褒めることです。「かわいいですね」「写真タイプです」は一見ポジティブですが、初回では警戒されやすい言葉です。写真に触れるなら、外見ではなく場所・雰囲気・趣味に寄せた方が安全です。
マッチング相手
このLINE風の例のように、挨拶だけだと会話が始まりません。相手が悪いのではなく、こちらが「返すきっかけ」を渡せていない状態です。
返信される最初のメッセージは3つの順番で作ります
最初のメッセージは、毎回ゼロから考える必要はありません。型を決めておく方が、むしろ自然で読みやすくなります。30代男性なら、勢いよりも落ち着いた誠実さを出した方が強いので、次の順番で組み立ててください。
- プロフィールから1つ拾う:写真、趣味、休日の過ごし方など、相手が書いている事実に触れる
- 自分の一言を添える:自分も好き、行ってみたい、気になっていた、など短く出す
- 答えやすい質問で終える:1〜2文で返せる軽い質問にする
この順番にすると、メッセージが「質問だけ」になりません。質問だけを投げると尋問っぽくなりますが、自分の一言が入ると会話になります。
初回メッセージは、相手を笑わせる場面ではなく、安心して返せる入口を作る場面です。ここを間違えなければ、文章が多少シンプルでも十分に戦えます。
質問はOKとNGがはっきり分かれます
質問を入れれば何でもいいわけではありません。質問の良し悪しは、「答えやすいか」「重すぎないか」「相手のプロフィールとつながっているか」で決まります。
休日は何してますか?
範囲が広すぎて、相手はどこまで答えればいいか迷います。初回ではやや雑に見えやすい質問です。
どんな人がタイプですか?
恋愛観をいきなり聞くため、まだ関係が浅い段階では重く感じられます。
いつ会えますか?
会う前提が強く、警戒されやすい聞き方です。
プロフィールの映画欄、サスペンス多めで気になりました。最近観て面白かった作品ありますか?
相手の記載に触れていて、作品名だけで返せます。
カフェ巡りがお好きなんですね。静かな喫茶店と、作業しやすい広めのカフェならどちらが好きですか?
選択肢があるので、相手は短く答えられます。
この違いはかなり大きいです。NG質問は、相手に「考える負担」や「警戒する理由」を渡しています。OK質問は、相手に「短く返しても会話が続く入口」を渡しています。
そのまま使える最初のメッセージ例文
ここからは、実際に使いやすい例文です。丸ごとコピーするより、相手のプロフィールに合わせて1か所だけ変えてください。大事なのは、相手の情報を拾っていることが自然に伝わることです。
カフェ・食べ歩きが好きな相手へ
○○さん、マッチングありがとうございます。プロフィールのカフェ巡りの写真、雰囲気がよくて気になりました。僕も休日に喫茶店へ行くことが多いのですが、最近行ってよかったお店ってありますか?
この例文は、外見ではなくプロフィールの中身に触れています。さらに自分の行動も一言だけ入れているので、質問だけを投げられた印象になりません。
映画・音楽・本が好きな相手へ
はじめまして。映画がお好きなんですね。僕も最近は週末に1本観ることが多くて、プロフィールにあった作品名を見て気になりました。最近観てよかった映画があれば教えてほしいです。
趣味系の話題は、共通点を出しやすい分、雑に書くとテンプレに見えます。「映画好きなんですね」だけで終わらせず、最近の行動や作品名に触れると、ちゃんと読んだ印象が出ます。
旅行写真がある相手へ
○○さん、マッチングありがとうございます。プロフィールの旅行写真、すごくきれいな場所ですね。あれは○○方面ですか?僕も旅行が好きなので、写真を見て気になりました。
写真に触れるときは、顔や体型ではなく場所に触れるのが安全です。初回で外見を褒めるよりも、写真から見える体験に触れた方が会話が続きやすくなります。
返信が来た後にやり取りを止めないコツ
最初の返信が来たあとに失速する男性も多いです。原因はだいたい2つです。ひとつは、嬉しくなって質問を連発してしまうこと。もうひとつは、早すぎる段階で会う話を出してしまうことです。
返信が来たら、まず相手の答えに一度反応してください。「そうなんですね」「いいですね」だけで終わらせず、相手の答えに対して自分の短い感想を足します。その上で質問を1つだけ返すと、会話の流れが自然になります。
たとえば相手が「最近は駅前の小さい喫茶店に行きました」と返してくれたなら、「小さい喫茶店、落ち着けていいですよね。僕も静かな店の方が好きです。そこは本を読む感じのお店ですか?」くらいで十分です。
会うタイミングも急ぎすぎない方が安全です。ある調査では、初回デートまでのメッセージ往復数について、男性は「11〜15往復」が最多だった一方、女性は「21往復以上」が最多でした。男性の感覚より、女性はもう少し慣らし運転の時間を求めている傾向があります。
最初のメッセージで大事なのは、いきなり距離を詰めることではありません。相手が安心して返信できる会話を始めることです。そこができると、2通目、3通目も自然につながります。
出典:株式会社クリプタル「マッチングアプリでの初回デートに関するアンケート」(2021年)
関連記事:プロフィール文全体を整える/デートに誘うタイミング
まとめ
- 最初の1通は、面白さより「返しやすさ」を優先する
- プロフィールから1つ拾い、自分の一言を添える
- 質問は1〜2文で答えられる軽い内容にする
- 外見ではなく、趣味・写真の場所・プロフィール内容に触れる
- 返信後は質問攻めにせず、相手の答えに反応してから次へつなぐ
最初のメッセージは、完璧な文章を書く場面ではありません。相手が「これなら返せそう」と思える入口を作る場面です。
まずは相手のプロフィールを見て、気になった言葉を1つだけ拾ってください。そこに自分の一言を添えて、軽い質問で終える。それだけで、挨拶だけのメッセージよりずっと返信されやすい一通になります。
